カテゴリー [ motec日記 ] のエントリー

2011年10月28日

「IJPU(インジェクタ・スケーリング)」

センサー入力と各補機との接続が完了し、いよいよ実走して適合をとれる段階に来ました。

点火時期はとりあえず現状のROMデータを打ち込み、燃調ベースマップから作成にかかります。

テクエジの電圧出力を接続しているので、ラムダ補正を止めた状態で実走し、「Q」ボタン連打(クイックラムダ) で空燃比マップを反映した燃料マップを作りました。

何となくまともに走るようになった時点で帰宅。
机上で改めて3Dマップを見ると、空燃比マップを元に調整された箇所の交点(Effcy kPa-RPM)は黒丸が表示されていました。

書き換わった箇所(実走時アクセスした箇所)のみそうなっているので、まるで剣山のような形をしています(笑)

デコボコの3Dマップをなだらかな形にして、こんなものかな?となった時点で、高負荷高回転辺りが「120」 辺りの数値になっている事に気づく。

ijpu2

???


空燃比マップを元に設定された値ですので「そんなもの」と思えば、取り扱う上では問題ありませんが、 感覚的に違和感があったので、 うやむやにしていたインジェクター関連の係数をもう一度確認することにしました。


インジェクターに関するパラメーターの中で「Injector Scaling  : IJPU」という項目があり、リファレンスにNAは15~20(msec)、ターボは10~15 (msec)に設定と書いています。
先ほどクイックラムダで走った時は「15」と設定していました。


このIJPUは燃料マップ上で「100」を入力したときのインジェクター駆動時間を設定するもので、「15」と入力した場合、マップで 「100」の部位にアクセスしたとき「15msec」噴射、マップ値「50」なら「7.5msec」噴射、という感じになります。
(注:無効噴射や各補正値のからみで、実噴射量では無いと思います。)

また、100系の燃料マップ数値は「0~400」まで入力可能なので、「100」 をオーバーする数値になっていても慌てる必要はないかと。 ← 実は結構慌てた(笑)

現状のIJPU=「15」でマップ値「120」なら「18(msec)」噴射している事になりますから、IJPU=「20」にすれば、 「90」という数値に燃料マップ値が換わる書き換わるんじゃ...

早速IJPUを「20」に変更すると、それに見合った数値にマップ全体が書き換わりました。

ijpu3 ぐはあ便利じゃ。


という訳で、理屈からいえば燃料マップの上限「400」を最大限使えるIJPUに設定すれば、 かなり細かな燃料マップを作ることが可能なんですね。

IJPUと空燃比さえ把握しておけば、流用するインジェクターの選定に、それ程シビアにならなくて良さそうです。 (全噴射で足りる、足りないという話は別ですよ)

改めてmotecの汎用性の高さを感じた次第。


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2011年10月16日

「m84でエアコン制御」

m84には補助出力(Aux output)が8チャンネルあり、ECU Managerでの割り当てと結線をすればリレー等を自由に動かす事ができます。

最低限必要なフューエルポンプとクーリングファンはすでに割り当てていますので、残りをエアコン制御に使う事にしました。

スイッチを入れて、エアコンが入るだけの事なので、その喜びを共感しにくいネタですが、ごく1部の方々にはウケるかな...?

エアコン制御に必要なチャンネル割り当ては以下の通り。

・【B5】AT3 : A/C Request  エアコンスイッチ
・【A32】AUX6 : A/C Clutch エアコンリレー
・【A31】AUX5 : A/C Fan     コンデンサファンリレー

Auxiliary Output は基本的にアースコントロールとして使います。

これは「Output」と表現されていますが、設定した条件が成立してスイッチ「ON」となった時、電圧等の「出力」 をするのではなく、車体側で電源供給されたリレー回路等の末端をmotecのスイッチングでアースに落とし回路形成する、 という使い方をします。
(設定により電圧出力も可能のようですが、エアコン制御に関してはその様には使いませんでした。)

NA8Cの電気回路図を確認すると、純正ECUでアースコントロールする回路になっていましたので、 改めて配線する必要は無いと思います。


A/C Request
ここはmotecに対し、エアコンスイッチ(ブロアファン) の状態を認識させる部分になります。
純正ECUで割り当られるピンの電圧を確認すると、

・エアコンスイッチ「OFF」で12V(Batt電圧)
・エアコンスイッチ「ON」+ブロアファン「OFF」で12V(Batt電圧)
・エアコンスイッチ「ON」+ブロアファン「1以上」(エアコン動作条件成立)で1V以下

でしたので、A/C Requestの設定値もそれに合わせます。

ここの設定が出来れば、A/C Requestの「ON」フラグが立つと、Auxiliary Outputに設定された「A/C~」 の制御をmotecがしてくれるという訳です。

最初は車体にmotecをつながず、仮電源で条件のみを作りA/C Requestの動作を確認します。

エアコン「OFF」時の入力は12Vですので、【B5】にその電圧を入れてA/C Request「OFF」、アースに落として (0V)「ON」を View Screen - Statusで確認。

acon 
acon2

その時、Screen - Sensors の電圧表示は12Vを示しています。

で、実際に車体につないでみると、motec入力はエアコン「OFF」時で3.4V辺りを示し、「ON」では1Vでした。

単独で電源供給したmotecでAuxiliary Outputの電圧を見ると、5V辺りの電圧を示します。
多分プルアップ電圧と思われるのですが、それも関係して車体につなぐとBatt電圧が3.4Vになるんでしょうかね?
理屈がイマイチわかりません。

電圧計とmotecのアース位置の関係かなぁ...?

まあ、そういう訳で実際の設定値は3.5V-1Vとしています。

acreq1 



A/C Fan
コンデンサファンの回路にA/C Fanを割り当てると、 水温設定とA/C「ON」でファンを動作させる事ができます。

acreq2 



A/C Clutch
「ON」「OFF」の設定値をスロットルポジションと回転数、 それぞれ入力します。

んが、英語の説明文をナナメ読みしたばっかりに、ハマリました(笑)

ポイントは設定値以下で「ON」、 設定値以上で「OFF」となる数値入力が必要で、 しかもスロポジと回転数の「ON」条件が両方成立しないと動作しないという事です。

最初、回転数の「ON側」に関していうと、アイドル状態以上で「ON」だろうと思い込み、設定値を「700」と入れていましたが、 実際は設定値以下は「ON」なので、回転を上げて行ってこの回転数でエアコンクラッチを「切り」たい数値を入れるのが正解でした。

なので「5000」と入力。

対する「OFF側」は「ON側」より大きな数値を入れたらOKです。

スロポジも同じく、例えば開度70%でクラッチを切りたいなら「70」を入力し、「OFF側」はそれ以上の数値を入れます。

後は実際にエアコンを入れて走行し、回転数とスロットル開度の兼ね合いを調整し、いい感じになるよう数値を変更すれば良いと思います。

acreq3



Test Outputs
motecは自身で擬似信号を出力し、 制御する負荷を模擬的に動かす "Test Outputs" という機能があります。

motecにPCをつなぎ、ACC「ON」でTest Outputパラメーターを表示。
testoutputs2

結線に問題なければ、AUX6 - A/C Clutch を選択し Test Status を押すとクラッチが入り、AUX5 - A/C Fan も同じようにすると、コンデンサファンが回ります。
testoutputs1

F3キーを押し、View Screen を出して、エアコンスイッチとブロアスイッチを入れると、「ON」に反転。

これでエアコン関連の結線に問題ない事が確認できました。

この状態に持っていった後、実動作でリレー等の動きに不具合がある場合、設定に問題がある可能性が高いので、 トラブルシューティングに役立ちます。

また、インジェクターやプラグ、ラジエターファン、フューエルポンプなど、 接続している負荷の動作を事前に確認することが出来ますので、結線チェックを効率よく進める事も可能です。

それにしても、カチカチ、ブンブンとパーツを動かせるのは理屈抜きに楽しいですね(笑)


エンジンもかかり、エアコンも無事動作しましたので、ハードとmotecの接続はこれにて完了。

今後は「セッティング」という終わりの無い世界が待っていますので、じっくりと楽しみたいと思います。

 

/// ごく個人的なお知らせ ///

ツイッターやみんカラなど、コミュニケーションを取る機会も増え、また個人的に (0) と表示される事が多くなったコメント数の表示が目障りに感じてきましたので、メインで運用する当サイトのコメント欄を閉じる事にしました。

代わりといっては何ですが、上部menuにツイッターのリンクを貼りましたので、そちらで気軽にやり取りが出来ればと思います。

記事に関するツッコミやクレーム、お問い合わせなどは、従来どおり「mail」又はみんカラのコメントで。

では、今後とも GENGEN GARAGE をよろしくお願いします。


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2011年06月07日

「タコメーター、ラムダ&テクエジ、そしてCLIP」

・不動タコメーター

「12V+プルアップ抵抗」で対処します。

簡単に説明すると、タコメーター~motec間に別途12V電源とプルアップ抵抗を接続し、回路に「同電位」と「電圧あり」 を確実に判別させる事でメーター駆動させようというもの。

具体的にはタコから来るハーネス(BPS5【4L】)とmotecのタコ信号に設定したピン(私の場合はA23 AUX3 【TACHO】)間に抵抗をかました12Vの線を接続。

結線後、いきなりmotecで駆動させず、事前に回路のチェックをします。

motecに入力される直前でハーネスを切離し(A23を浮かす)、イグニッション「ON」。
切離したハーネスをアースさせたり浮かしたりすると、タコがピクッと動くはずです。

アース→切離しの間隔がそのまま駆動の周波数となるので、間延びした感じでやるとタコは動きません。
できるだけ短い間隔、チョンチョン、いやチョチョチョな感じで(笑)

チェックができたらハーネスを戻し、motecにて駆動の確認をしてください。
特にパラメーターに数値を入れる必要はありませんでした。


・ラムダ表示のずれ

m84は直にラムダセンサーを取り付けできるので、別置きの空燃比計をつなぐ必要はありません。

しかしやっとの事でアイドリングにこぎつけた私のスキルで、正しい結線と設定ができるとは到底思えず(笑) 何とかして使い慣れたテクエジを使えないかと色々調べました。

で、これなら間違いないだろうという方法を紹介しますね。

■ motec側の設定
input setup Lambda1 Calibration = (#39 Lambda:MoTeC PLM or AFM1)

motecのラインナップにPLMというラムダメーターがあり、リファレンスにアナログ出力の設定値が記載されていましたので、 テクエジのWBの設定値をこれと同じにしてやればイケるんではないかと。


■ テクエジ側の設定
WBlinを以下のように設定しWRITE。
0V=0.5(Lambda) 
5V=1.75(Lambda)

motecのコネクターは B25 LA1-S にWB+ 、B15 0V-AUX にWB- を結線します。

エンジンをかけ、ECU Manager のLA1と、テクエジの数値を見比べて合致していればOK。


・Crank Index Positionの適正化

Crank Index Position(CRIP) の設定とクラセン位置の兼ね合いがおかしいのかと思い、CRIP=615、 Test Advance=10 にしてタイミングライトで確認。
BTDC10°になるようクラセンを調整します。

しかしTest Advance=10 の状態だとアイドリングが不安定で、CRIP=600に変更すると安定します。
その状態をタイミングライトで確認すると、BTDC25°位を示していました。

ここでどの数値と状態を基準に各部位を調整すればいいのか混乱してきた...

CRIP=615 点火時期BTDC10°アイドル不安定
CRIP=600 点火時期BTDC25°アイドル安定  共にTest Advance=10

ちなみにTest Advance のパラメーターを開くと、motecはどんな状況でも指定した点火時期を保持します。
アクセルを開けようが、水温がどうであろうが、 Test Advance=10 なら BTDC10°のまま動かないので、 その数値とクランクプーリーの値を一致させる事が必要なんですね。

なのでアイドルが不安定な事には着目せず、 「Test Advance の数値と点火時期を合致させる事」がポイントだと理解しました

シングルスロットル+ハイカムだと、アイドリングが不安定になりがちですので、Test Advance=20に設定し点火時期もそれに合わせれば、安定したアイドリング状態で調整できそう。 クランクプーリーにしるしを打っておくと吉。

上記ポイントを押さえておけば、EXのバルタイを変更したとき(NA8の場合)、Test Advance の値と点火時期が合うようにCRIPを調整すればクラセンをいじらなくてもよくなる...というわけ。

これで各センサーのセットアップがようやく出来たので、適合へ向けてのスタートラインに立った事になります...かね?


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2011年06月06日

「アイドリングしたものの」

お久しぶりです。

事前に電源つないでウホウホしていたmotec。
結構ネタが集まりましたので取り付けて実際にエンジンを動かしてみました。

エアフロセンサーから圧力センサー(MAP)に変更する場合、面倒なのはセンサー用に5V電源が別途必要になる事で、 私の場合フリーダム導入と同じ方法をとり、エンジンルーム右側のスロットルセンサー用5V電源を分岐、 単独線をエアフロメーター辺りまで引いて防水仕様の6極カプラーに集約しました。


使い回しの図ですが...

また新しい吸気温センサーはエアクリ外側のリブに穴あけし仮留めしたので、LジェとDジェをカプラー抜き差しで切替する事ができます。


各センサーを切替えた後、ECUの変換コネクター~専用ハーネス(Sr.1用)を介してmotecを取付。
テクエジのWB端子にラムダセンサー用の線を接続します。

PCを起動し、各パラメーターを確認してからいよいよセルを回します。


キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ...プッスン...


エンジンかからない。(お約束)


この日はどのパラメーターを変更してもアイドリングには至りませんでした。
辺りも暗くなり、この日は負けた感にひたりつつ撤収。

Ref-Syncキャプチャはちゃんとした波形を表示していたので、クランク角等の認識はできている模様です。
どうもパラメータ設定がまずい感じだなぁ。

その夜、今回のエラー原因が落ちていないかと、ECU managerを隅からスミまで見てみると、 非常に基本的なところの入力ミス発見。

以下のパラメーター値だと点火コイルは「1」、インジェクタは低抵抗の設定になっています。
ちゃんと押さえていたはずなんですが、何故この値を打ち込んだのか記憶があいまい...(笑)




 正しい設定は下になります。






後日、再びmotecをつないでクランキングすると、

キュキュキュ...ボボッボッボッ....ボボンボボンボボンボボボン

おおーエンジンがかかった!


しかしながら、700r.p.m.辺りをウロウロし今にも止まりそう。またタコメーターも動いていません。

アイドリングを安定させるべく、メインマップの点火時期を早めていくと「40」という数値になり(汗)

また、空燃比表示もテクエジと微妙にずれています。
クイックラムダはぜひとも使いたい機能ですので、ここは何とかしたいところ。


■アイドリングした時点の不具合
・タコメーター不動
・Lambda表示のずれ
・アイドリング不安定
・点火時期進みすぎ(クラセンの設定がまずい?)

以上を踏まえ、1つずつエラーをつぶしていきましょー。


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2011年02月27日

「温度センサーの設定」

motecは「こういうセンサーを使っていますよ」と設定する必要があります。
デフォルトで設定されている型以外のセンサーを使う場合は、特性を手打ちで入力する必要があり、マニアにはたまらないイベントが目白押し (笑)

今回は私が使うセンサー設定を紹介。

○水温センサー(ET)
元々ロドスタについているものをそのまま使います。
179700-0220 (DENSO) ネジ部:M12-1.5

○吸気温センサー(AT)
フリーダムではトヨタ水温センサーを流用する感じですが、レスポンスが良さげなマツダ純正品の吸気温センサーを採用。
N3A1-18-845 ネジ部:M10-1.25

コレに使うコネクターですが、探しまくってハーネスつきのものを発見し(少し値がはりましたが)それを購入。
ちなみにMOHというところで買いました。

 IMG_0363


■温度センサーの設定
あらかじめチャンネルの割り当てがあります。
・水温センサー  B4: Engine Temp input (AT2 ET)
・吸気温センサー B3:Air Temp input (AT1 AT)

吸気温センサーを例にした設定の様子は以下の通り。
sensor_setup1 

未設定のセンサーは、<Not Calibrated> となっていますので、選択してクリック。
sensor_setup2

sensor_setup3

Calibration のプルダウンにて、上記センサーを採用する場合は 「#1 Temp(C):Bosch 2500ohm」を選択。
水温センサーも特性が一緒(と教えてもらいました) なので、同じ設定でOKです。
sensor_setup4 


んで、motecに電源を接続し、センサー出力のテストをば。
IMG_0259 


PCとの接続が確立されると左下が「Connected」、「Diagnostic Errors: エラー数」の表示になります。
ermes1

ermes 

「Diagnostic Errors: エラー数」クリックでエラーの出ているセンサーを表示。
上記表示はAT、ETセンサーを接続していますので「OK」となっています。
view_screen_er 


2つのセンサーをしばらく置いておくと、部屋の気温と同じくらいの指示で落ち着きました。
ほぼ同じ数値で安定してますね~。
ET_AT_TEST


なんかそれだけで感激。


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2011年02月20日

「REFとSYNCの設定」

センサーセットアップの理解がより深まるかも?と、 何となくNA8Cのクランク角センサー内をのぞいてみました。
IMG_0226 
IMG_0229 IMG_0232

クラセンの種類は構造を見る限りホール式のようです。
銀色のちっちゃい金属がマグネットでしたので、黒いプラスティック内にホール素子が入っているのかな?
IMG_0234 

パルスを発生させるベーンはSGTとSGC用の2枚が同軸にあり、形状を見ると、発生させるパルスが想像できますね。
IMG_0240 
IMG_0238 


○REF-SYNC設定
本家ページにて「MX-5」をサーチすると
「Mitsubishi / Mazda Optical」 (Drawing No T13)
というPDFファイルを発見。

そこにREF/SYNC設定の記述があり、すげー助かりました(笑)
数値等は以下の通り。

          ref_sync_sensor_setup
     

以上を踏まえて ECU Manager のセットアップ。
ref_sync_setup_motec2 


○センサーエッジに引っかかる
さて、よく目にするNAクラセンのパルスはこんな感じですかね?

ref_sync_hakei1
 
REFの立下りに、SYNCが立ち上がっていればそこが#1気筒と判別されます。
コレをパラメータの中にある REF sensor Edge Polarity と SYNC sensor Edge Polarity に当てはめると、立下り(Fall)のREFは「Rise」で立ち上がり(Rise)のSYNCは「Fall」 と設定するので、逆じゃないのかとふと思う。

で、いろいろと調べた結果、設定に関してはmotecがいろんなセンサーに順応するのではなく、 motecが認識しやすいようパラメーターを設定するという感じがしました。
あとはRef/Sync Modeでつじつま合わせすると。

あくまで推測の域を出ませんが、以下のように見れば「Rise」と「Fall」もそうなのかなぁ...って気がしてくる(笑)

ref_sync_hakei 


とりあえずは「Mitsubishi / Mazda Optical」 (Drawing No T13) の通り設定し、 Ref/Sync captureを見るのを楽しみにしておこう。

今回は全くもって見当違いの事を書いているかもしれませんので、まあネタとして読んでいただけたらと思います。
いやー実はこうなんだよっ!といったご意見、ツッコミ大歓迎っす(笑)


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2011年02月11日

「HELLO! motec m84」

IMG_0224

去年の11月リリースされたmotec m84を購入しました。

NA8シリーズ2でROMチューンしたくなり、変換ハーネスを作ったところから始まった当サイトですが、ROM書換え、e-マネージ、 フリーダム、ROMエミュレーターときて、とうとうココまでって感じです。

m84がM100系の廉価版と言う位置づけとはいえ、決して手の届きやすい価格とは言えませんが、 最初からラムダコントロールとロギング機能が付いているのも魅力でしたし、motec所有は昔からの夢だったので、 ロドスタ部品をもろもろ売却して資金をつくりました。(家が片付いたともいう)

motecの特徴として、各センサー類への適合性が高いという事があります。
しかし汎用性があるゆえ、ハーネスはもとより各ピンに対する結線もイチから作る必要があったり、リファレンスやソフトは全て英語で、 いったい何の係数?という事態になるのも容易に想像できます。

テクエジであんだけオタオタするのに...という事はまぁ置いといて、扱えるようになるまでそれなりの時間はかかると思いますが、 少しづつ理解を深めていって楽しんでいきたいなぁと思います。


○m84来る
1月半ば、本体が届く。
部品構成は、m84本体、UTC(USB to CAN、PC通信に必要)、リファレンス&CD、ステッカーなど。
IMG_0214

本体は思ったより大きくて軽く、固定用の立込みタップはなし。バンドなんかで留めておくと良いのかな?
UTCにはねじ山がありましたので、こちらの固定は簡単に出来そう。
IMG_0219

ツイッターをご覧の方は知っておられると思いますが、納品以降数日はM84と添い寝してました。
目覚めた脇にmotec。幸せだ!(変態)


○ハーネスについて
何故か既に「100系motec用カプラー付きハーネス(NA8Sr.1用)」が手元に。
ちゃけくんが以前製作して、使わず保管しているのを譲り受けたものです。
IMG_0187

届いたハーネスはSr.1用ですから、BPF3の2カプラータイプ。
多少のつなぎ替えをすれば、手持ちの変換ハーネスで対応可能です。

また、マスターちゃけくん謹製ハーネスのピンを確認していけば、motecと車体側のハーネス構成が分かるので、 どの用途のピンをどう使うかが把握でき非常に助かります。


motecへのピンのつなぎと、純正ECUピンとの兼ね合いを整理すると以下のとおり。
こういった結線をするための情報は容易に手に入るものではありませんが、ちゃけくんのご厚意により公開します。多謝。

1.電源関係
motec用電源は、イグニッション「ON」 で12Vが出るハーネスにつなぐ。
eng

2.センサー関係
■スロットルセンサー■
5Vの電源供給は純正ハーネスを使う。

■吸気圧センサー■
別途5V電源が必要。5V-ENGからどの様に電源供給するかは、色んな結線が考えられると思います。
お好きな方法でどうぞ。
吸気圧センサー出力はエンジンルームのエアフロ用ハーネスを利用してmotecに入力しています。

■水温センサー■
純正をそのまま流用。

■吸気温センサー■
他車種流用で別途用意。

■クランク角、カム角センサー■
motec側で認識するための設定が可能なので、NA用クラセンをそのまま使う。
REF(クランク角) → SGT
SYNC(気筒判別) → SGC

sensor 

at 

3.インジェクター・点火関係
純正イグナイタを使うのでハーネス流用。
inj

ign

4.補助出力関係
AUX1、2、5~8はground(アース)コントロール。AUX1、2は高電流負荷に接続。
auxiliary

5.PC通信関係
CAN用配線は、CAN-Hi・CAN-Lo・0Vの3本。 8Vは結線不要です。
pcdeta

6.A/F計関係
直接センサーをコントロールする事が出来ますが、 とりあえずテクエジのWB-Linをつなぐ様にしています。
lambda

特にAuxiliary Output(補助出力)の用途と正しい設定については、 実際に駆動させて確認したうえで詳細を書きたいと思いますので、今回はあくまで暫定設定という事で。

次回は「MoTeC M84 ECU Manager」の設定について、まとめてみたいと思います。
んが、これもまたよくわからんのですわ(笑)


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