2008年01月 のエントリー
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2008年01月10日

「正月休みとデリバリパイプ」

○正月
正月は少し車をさわる時間があったので、へたったエンジンマウントの交換をしました。

私のロドスタエンジンは腰下がNB2なので、エンジンマウントブラケットは片側4箇所止めです。 その分エンジンルームからの摘出が非常に面倒。

フツーにナットをゆるめ、ジャッキでエンジンを持ち上げるだけでは到底無理なハナシで、 インパクトなどを駆使して何とか交換できた感じです。
経験者の方々が口をそろえて「知恵の輪」と言ってた事を実感する年始(笑)


○デリバリーパイプ
レギュレーター移設の方法は色々あって、加工しだいでいくらでも対応できる感じですが、極力シンプルな加工& 安価なデリバリーを作れないものかと頭をひねりました。

ランティスデリバリでIN-OUTのフューエルパイプ干渉がクリアできるのは前回紹介したとおりですが、 前側に移ったレギュレーターフランジの加工と、レギュレーターの設置方法を考えないといけません。

レギュレーターはニスモの調整式のものを某氏より提供いただきました。ありがとうございます~。
これは入出ともホースジョイントになっているので、デリバリーからホースを出す様にします。
IMG_1661


○構成を考える1
レギュレーターフランジにアールズのAN6ネジがついたアダプターをつけるのが最もポピュラーな方法ですが、 フランジ下側をカットしたのですんなりいきません。また、フランジに対して真っ直ぐに付きますので、クリアランスが厳しい。
どういう方法にせよ、デリバリフランジから90度曲げた方向でフーエルラインを出す必要があります。

○構成を考える2
デリバリフランジを大胆にカットして、アールズのAN6スチールアダプターを溶接するのはどうかと考えました。
これにアールズのベントチューブを付けると、クリアランスも問題ない。
しかしホースジョイントまでそろえると結構な値段になりますし、溶接でデリバリが歪むとシャレになりませんのでこの方法も見送りました。

○構成を考える3
フランジ内にNPT1/4のタップを立てて、真ちゅう製のエルボとホースジョイントではどうでしょう?
デリバリフランジは、内径は約11mm、外径は約18mmのカラーにフランジがつく形ですので、 シンプルで安価に出来そうだと思ったのですが、完全にねじ込んだときにエルボが思った方向を向くかどうかは賭けになります。
あとテーパータップだと、10mmほどのねじ込み量できっちり締められるか微妙だったのでこれも見送り。

どの方法も「これだっ!」と決められないのは、
・燃料配管なのでシールテープは出来るだけ使いたくない。
→NPT(テーパー)ネジは使えない。
・アールズはカッコいいけど、フィッティングがほとんどアルミ製。
→割れたら車が即燃える(笑)
・ランティスデリバリのフランジを使うには、取り出しを90度曲げないといけない。
→これが結構難しい。
といった感じで、自分が納得できる条件が揃わないからでしょうねぇ。

特にアルミ製のフィッティングは強度に不安を感じるので、スチール、もしくはステン製のアダプターにこだわりたいのです。

あー、もう中古デリバリのフランジをカットして、溶接!完了!でいいかなとあきらめかけていた時の事、 作業台にばらしてそのままにしていたAE101のインマニを見て、ある部分に目が釘付けになる。

IMG_1651 コレ。

スチール製のバンジョーボルト& バンジョーwithゴムホース!
ボルトを外して直径を見ると、M12-1.25ピッチでデリバリフランジの内径にドンピシャ。
しかも細目のミリネジで、約10mmのねじ込み量でも山は十分かみますし、奥まできっちりタップを立てられます。(仕上げタップがある)
IMG_1654 IMG_1658
出面もバンジョーとボルトの頭分しかありませんので、20mmも見ていたら問題ないでしょう。
そしてフーエルラインを90度ふる事が出来ますので条件はすべてクリアします!
ちょっと感動した(笑)

ただ、AE101用はパイプが曲がっていますので、バンジョーからホースまで真っ直ぐなものを探す必要があります。
これはあまりに面倒くさい。というか心が折れかけているのでやりたくない(笑)

また、新品をホースの部分でカットするのは精神衛生上良くないように思うので、「スチールバンジョーに8mmホースニップル」 という部品がないか探す事にしました。

...つづく。


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2008年01月21日

「デリバリの続き」

ホースニップル付きのスチールバンジョー。
検索を始めて数日たっても自分が思い描いたモノが見つかりません。
M10のものはブレーキ配管用に数多く設定されていますが、それ以上のサイズになると設定が見つからない。

しかーし、探し物はその行為をやめた途端に見つかるとはよく言ったもので、数日間を置いてから何気に検索ワードを打ち込み、 ググってみると見つかりました。
欲しい設定のバンジョーもあり、感激のあまりお店の方に「取り扱ってくれてありがとう」と口走るワタシ(笑)
IMG_1718 あるところにはあるもんですなあ~。


○デリバリ加工を始める。
バンジョーを使用するフランジ部は精度が必要なので、いつもお世話になっている職人さんのところへ持って行きました。
「ココにタップ立ててください~」とモノを見せると、フライスに固定してタップを立てたのち、勢い? でフランジの面研までやっていただけました。
IMG_1710 只今フライス中。

レギュレーターフランジの面は平滑ではなく、パイプの部分が少し凹んでますので、かなり特殊なサイズ(幅が細く、厚みがある) のパッキンがいりますが、凹み面まで面研しましたのでツライチになり、ごく普通の銅パッキンが使用できます。
IMG_1688 IMG_1724

仕上げタップにて奥までネジを切り、バンジョーとボルトをセットして問題ない事を確認しました。
あとはフランジをそれなりに整形すればいい感じになるでしょう。
IMG_1731 イメージ通りの出来です。

次はIN側フューエルパイプの加工です。
デリバリからまっすぐ生える形になり、スロットルに干渉しない事で安心していましたが、全長が長すぎてバルクヘッドにブチ当たる事が判明 (笑)
かわすように細工しないといけません。

OUTのデリバリパイプは使いませんので、INとの接合をカット。
IMG_1702 後戻りできない...

INパイプをパイプベンダーで曲げてみると、デリバリからホースがささる部分までの距離が長いような...。
デリバリ接合部への負担が気になったので、短くする事にします。

根元でパイプをカットし、8mm径のドリルで穴を広げる。パイプを継ぐために差し込みを作るわけです。
接合は銀ロウでする事にしますが、非常にいやな展開(笑)
IMG_1725 IMG_1726

ロウ付けはあんまり好きじゃないというか、経験が少ないので作業に自信が無いというのが本当のところ。
以前やってうまくいかなかったのは、難易度の高いアルミロウ付けですので、 今回のようにスチール同士の接合はまだ何とかなるかもと楽観的な予想の元、やってみる事にしました。

集中して作業できる環境になるまで放置プレイですが(笑)


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