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2009年04月23日

「ERT その2」

Category [ツール・測定器]

先日の○神氏との会話。

○神氏 「GENさんエミュレーターの記事見たよ!」
GEN 「どうでした?」
○神氏 「難しいなぁ(笑)
GEN 「細かく解説しながら書いたつもりなんですけど...。」
○神氏 「自分でROMチューンした事がある人なら、ERTの便利さがわかると思うけどね。」
GEN 「なるほど...。」

前回の記事は「ERTって何が出来るの?」を重点的に書いたつもりなのですが、かえってわかりにくかったでしょうか?
もう少しココが知りたいねんという所があれば、遠慮なくコメントくださいね。


○ERTの取り付け
ECUからROMを外してROMプローブを取り付けます。
IMG_1303 IMG_1304

ROMプローブのコネクターをERTに差込み、先ほど外したROMをERTのソケットに取り付ける。
IMG_1306 IMG_1315

ROMプローブとコネクター、並びにROMの方向に十分注意してくださいね。

ECUを車両に取り付け、ERT本体のスイッチ設定を確認、電源を接続してキーをひねればエンジンがかかります。
IMG_1318

ここで、電源接続に関する重要なポイントがありまして、12Vを取る回路は、イグニッション(IGN)「ON」 の時に電源供給されている箇所につないでください。
アクセサリー(ACC)ではセルを回す間、12Vが供給されずエンジンがかかりません。

この失敗を私はしてしまい(12VをACCにつないだ)、K-スペの「はぎー」さんに「エンジンがかかりません」と慌てて電話し、 「IGNではなく、ACCにつないでませんか?」とのアドバイスから誤結線に気づきました。

ERTには電源供給時に点灯する小さな黄色いランプが実装されていて、確かにセルを回すと消灯します。
これではECUにとってROMを外されたのと同じ事になりますから、エンジンがかからないのは当然のことです。
結線を直し(ACC→ECU1B端子)キーをひねると、無事エンジンがかかりました。

あとはERTにROMデータ(.bin)を転送してエミュレーションモードに切替、 不安定な動きをしない事が確認出来たら取り付け完了です。


○エミュレーションソフト・ERTオンラインエディターを使う
まず、ERTに転送したROMデーター(.bin)を読み込みます。
ert1

次にMap画面を作成→Map0が出てきたら、右クリックでプロパティを表示。
ert2

ert3

「Map0」の名称は任意で変更できますので、仮に「点火Map」と変更。
開始アドレスとマップの大きさを入力すれば、画面に点火マップが表示されます。
ert4

ert5 

マップ値は16進がデフォルトですが、プロパティ内の演算式に式を入力すれば、演算後の数値をマップ表示に反映できます。もちろん編集も可。

同じように燃料増量マップ、レブリミッターなど、アドレス指定してやればいくつでもエミュレーション用のマップを作ることが出来ます。

私の場合、今まで把握できていないアドレスを見つけられないかと、BPF3-881Bのデータ(32KB分)全体を、 16×32のマップ60枚余りに分割して表示させ、エンジンをかけながら1枚1枚マップトレースするという事をやってます。
何か新しい発見があるといいのですが...。


という訳で、現在GEN-ROM装着の方々、リセッティング希望の方がいらっしゃいましたらご一報を。
もう少しつめたものを提供出来るかもしれませんので。

また、5月開催の猛練参加の方で、ROMに興味のある方がおられましたら、会場にERTとROMライターを持って行こうと思っています。

個人的には、オフィシャルの乗るNA6ロードスター(通称百式号)に対してリベンジしたい(笑)


最後に、今回このようなすばらしいツールを使う機会を与えてくださいましたK-specification Originalのはぎーさん、 本当にありがとうございました。

今後もより良いご提案が出来るよう、ERTをモニターして行こうと思いますので、よろしくお願いいたします。


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