2011年10月16日「m84でエアコン制御」 |
Category [motec日記]
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m84には補助出力(Aux output)が8チャンネルあり、ECU Managerでの割り当てと結線をすればリレー等を自由に動かす事ができます。 最低限必要なフューエルポンプとクーリングファンはすでに割り当てていますので、残りをエアコン制御に使う事にしました。 スイッチを入れて、エアコンが入るだけの事なので、その喜びを共感しにくいネタですが、ごく1部の方々にはウケるかな...? エアコン制御に必要なチャンネル割り当ては以下の通り。 ・【B5】AT3 : A/C Request エアコンスイッチ Auxiliary Output は基本的にアースコントロールとして使います。 これは「Output」と表現されていますが、設定した条件が成立してスイッチ「ON」となった時、電圧等の「出力」
をするのではなく、車体側で電源供給されたリレー回路等の末端をmotecのスイッチングでアースに落とし回路形成する、
という使い方をします。 NA8Cの電気回路図を確認すると、純正ECUでアースコントロールする回路になっていましたので、 改めて配線する必要は無いと思います。
・エアコンスイッチ「OFF」で12V(Batt電圧) でしたので、A/C Requestの設定値もそれに合わせます。 ここの設定が出来れば、A/C Requestの「ON」フラグが立つと、Auxiliary Outputに設定された「A/C~」 の制御をmotecがしてくれるという訳です。 最初は車体にmotecをつながず、仮電源で条件のみを作りA/C Requestの動作を確認します。 エアコン「OFF」時の入力は12Vですので、【B5】にその電圧を入れてA/C Request「OFF」、アースに落として
(0V)「ON」を View Screen - Statusで確認。 その時、Screen - Sensors の電圧表示は12Vを示しています。 で、実際に車体につないでみると、motec入力はエアコン「OFF」時で3.4V辺りを示し、「ON」では1Vでした。 単独で電源供給したmotecでAuxiliary Outputの電圧を見ると、5V辺りの電圧を示します。 電圧計とmotecのアース位置の関係かなぁ...? まあ、そういう訳で実際の設定値は3.5V-1Vとしています。
んが、英語の説明文をナナメ読みしたばっかりに、ハマリました(笑) ポイントは設定値以下で「ON」、 設定値以上で「OFF」となる数値入力が必要で、 しかもスロポジと回転数の「ON」条件が両方成立しないと動作しないという事です。 最初、回転数の「ON側」に関していうと、アイドル状態以上で「ON」だろうと思い込み、設定値を「700」と入れていましたが、 実際は設定値以下は「ON」なので、回転を上げて行ってこの回転数でエアコンクラッチを「切り」たい数値を入れるのが正解でした。 なので「5000」と入力。 スロポジも同じく、例えば開度70%でクラッチを切りたいなら「70」を入力し、「OFF側」はそれ以上の数値を入れます。 後は実際にエアコンを入れて走行し、回転数とスロットル開度の兼ね合いを調整し、いい感じになるよう数値を変更すれば良いと思います。
motecにPCをつなぎ、ACC「ON」でTest Outputパラメーターを表示。 結線に問題なければ、AUX6 - A/C Clutch を選択し Test Status を押すとクラッチが入り、AUX5
- A/C Fan も同じようにすると、コンデンサファンが回ります。 F3キーを押し、View Screen を出して、エアコンスイッチとブロアスイッチを入れると、「ON」に反転。 これでエアコン関連の結線に問題ない事が確認できました。 この状態に持っていった後、実動作でリレー等の動きに不具合がある場合、設定に問題がある可能性が高いので、 トラブルシューティングに役立ちます。 また、インジェクターやプラグ、ラジエターファン、フューエルポンプなど、 接続している負荷の動作を事前に確認することが出来ますので、結線チェックを効率よく進める事も可能です。 それにしても、カチカチ、ブンブンとパーツを動かせるのは理屈抜きに楽しいですね(笑)
今後は「セッティング」という終わりの無い世界が待っていますので、じっくりと楽しみたいと思います。
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